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紙器・パッケージ向けワークフロー

安全確実かつ変更に強いワークフロー構築

Bit-Throughは1Bit TIFFファイル形式を使用してCTPワークフローをサポートするソフトウェアです。フィルムの代わりに1Bit TIFFをデジタルフイルムとして殖版を行い、捨てベタや丁番、カラーコントロールバーを配置して版面の設計をします。 

制作部門から校了してあがってきたデータをRIPし単面の1Bit TIFFを作成し、その内容さえ保証できれば、その後の殖版、版面設計されたデータはそれぞれが全く同じ網点で構成された寸分違わない印刷物を作成することができ、またそれらのデータは完全永久保証され10年後も20年後も全く同じものを提供できます。ここでは紙器・パッケージ向けにお薦めさせて頂くソフトウェア・ワークフローをご覧頂きます。

Bit-ThroughはCTP化に際し「今」もそして「将来」も見据えたワークフローをご提供しています。

workflow

それではそれぞれ【刷版作成】【再版作成】のワークフローと各ソフトウェアとの関係を見てみましょう。

紙器 刷版 版面設計 殖版 パッケージ

簡単迅速な再版作成

紙器 刷版 版面設計 殖版 パッケージ

① PackageAssistant

packageassistant

パッケージで多く使用されているCADデータから、塗足しマスクの発生を行いPlatePlanner For Packageに適したデータを生成します。単面CADデータしかない場合にもステップ&リピートで丁付けを行う事も可能です。

② PlatePlanner for Package

2pp

CTP運用での紙器向け版面設計ツールです。CADデータに合わせた流し込み殖版、色違い紙器の付け合せなどCTP運用でも小回りの効く刷版を実現します。網点化された後の単面の1Bit TIFFデータを基にしますのでフイルム同様安全で確実な出力を可能にします。

再版時は、単面1Bit TIFFデータと新版時の設計ファイルさえあれば全く同じ刷版を再現できますので、置き版も軽い小さなデータで管理できます。もちろん再版時に刷版サイズの変更や印刷機変更に伴う銜えサイズの変更、用紙手配に伴う版面設計のやり直し、丁番品番変更等もRIPに戻ることなく刷版現場で行えます。原稿の内容は保証したまま刷版部署の責任で版面レイアウトの変更を行えるのです。

③ GhostBuster

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刷版データを読み込み、指定されたインキキーのピッチで面積率を集計し、グラフ化します。同じインキキーの中で面積率が急激に変化している個所はゴースト出現可能性が高いため、その版面データにベタパッチを貼り出現を抑えます。刷版時にゴースト発生リスクを回避する事で刷版や用紙、時間的コストを抑える事が出来ます。

④ CIP3Generator

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1Bit TIFFデータから印刷物の色分布を調べ、インキキーの流量コントロールデータ(PPF)を生成します。従来の刷版をスキャニングして生成する方法に比べて、正確かつ高速に生成します。

⑤ Hallmarker (Hallmarkerシリーズ)

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各検査工程で使用される様々な媒体(カンプ・印刷本紙・デジタルデータ)の様々な組み合わせに対して高速に比較検査し、相違個所を簡単にチェックできるツールです。(詳しくは製品のHallmarkerシリーズをご覧ください。)

⑥ DotAdjuster/DLAdjuster

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1Bit TIFFに対してドットゲインカーブを適用し、フイルムで加減焼きするのと全く変わらない流れが実現できます。将来において、感材の変更、印刷機やCTPなどの設備の変更等は十分に考えられます。また、フイルムをデジタル化したものや支給された1Bit TIFFと設備のドットゲインが合わないという事も良くあります。RIP後でも品質を損なうことなくドットゲインの問題に対応できます。

デジタルデータの経年変化って?

1bittiff デジタルデータ イラストレーター CS バージョン

耳を疑うような話ですが...、こんなことが本当にあるのでしょうか?

実は、皆さんも経験しているかもしれません。例えば、イラストレーター形式のファイルはそれぞれのバージョンによる何通りのファイルが存在するのでしょうか? またPDFにもバージョンがあることをご存じですか? そして、同様にそれらを解釈するRIPにもバージョンが存在します。

つまり、数年前にイラストレーターVer.8で作成したEPSファイルを現在のバージョンのRIPで解釈すると僅かに内容が異なったりすることもあります。これを経年劣化と呼ぶかどうかはともかく、内容が変化してしまうことに於いては経年変化と呼んでも間違いではないと思います。

このようなフォーマットや設備(ソフト)のバージョンに拘わらず、安心して再版に臨むにはデジタルフイルムである1Bit-TIFFが最適です。1Bit-TIFFは、PDFやEPSファイルをRIPで解釈したのち 分版し網点化したデータでフイルム出力する直前のデータでフイルムと同じとお考えください。


※Illustratorは米国adobe社の米国及びその他の国における商標または登録商標です。

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