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デジタルワークフローが主流となっても、印刷そのものはこれからもアナログです

1BitTiff編集ソフト・CTPワークフロー

シリーズ
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各ソフト名からソフトの働きを知る
各工程とビットスルーシリーズワークフロー(PDF)
代表的な問題例と解決策からソフトの働きを知る

見当ズレ発生!どう直す?
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FanoutCorrector ファンアウトコレクター

湿し水の浸透によって起こる版ズレは、紙が薄くなるほど大きくなり、印刷機では補正しきれないことも度々起こります。ファ ンアウトコレクターは、このような条件による版ズレの他、印刷機の癖による版ズレの症状も吸収することが可能です。

操作は驚くほど簡単。通常の伸びに対する補正であれば、印刷物のトンボの位置を指定して、各版のズレ幅を入力するだけです。扇形状の補正ポイントが縦・横5つあることで、上記のような機械の癖に対する修正も可能です。


補正する版を指定する。

用紙端から補正位置までのオフセット、つまり用紙の端から計測したトンボまでの距離を入力します。これにより正確に、実測に忠実な補正値を指定できます。

「⑧⑨」で指定した補正ポイントに対して補正値を入力します。小数点以下何桁でも入力できますが、実際に補正される値は1BitTiffの1ドット単位までとなります。値は基準の版に 対し、広がっているのであればマイナス値を、逆ではプラス値を設定します。

データのサイズ=刷版のサイズ(データのくわえが何処にあるかを指示)。
